青い背景に置かれた白いAirPods Proと充電ケース

AirPods、パブリックベータでシステム全体のカスタムEQに対応

低音・中音・高音を調整できる3バンドの設定が、対応するAirPodsのすべての音声に適用されます。ただしベータ版ファームウェアは手動で元に戻せません。

2026年7月15日OneMoreThing編集部読了4分製品

AirPods向けの最新パブリックベータでは、「設定」アプリに手動のカスタムイコライザが追加されました。低音、中音、高音の3項目を調整でき、選んだ音質はAirPodsで再生するすべての音声に反映されます。設定画面からApple Musicの曲を再生し、変化をリアルタイムで確認することもできます。

これはAirPods専用として初めての、分かりやすく手動調整できるシステム全体のEQです。ただし、Appleに音質調整機能がまったくなかったわけではありません。Apple Musicには以前からプリセットEQがあり、iOSにはアクセシビリティ機能の「ヘッドフォン調整」もあります。従来の機能は特定の再生環境や聴覚支援を目的としており、AirPodsのすべての音を自由に調整するものではありませんでした。

対象はAirPods Pro 3、Lightning版とUSB-C版のAirPods Pro 2、アクティブノイズキャンセリングの有無を問わないAirPods 4、AirPods Max 2です。Appleが公開するH2搭載の対応モデル一覧と一致します。利用にはiOS 27またはmacOS 27のベータ版が必要です。

ベータ版には重要な注意点があります。 Appleによると、一度インストールしたAirPodsのベータ版ファームウェアは削除できません。より新しい正式版が公開されるまで、そのソフトウェアを使い続けることになります。ベータアップデートをオフにしても、以前のファームウェアには戻りません。多くの利用者にとっては正式版を待つ方が安全です。

3バンドは競合製品の細かなEQと比べれば簡素です。それでも、アプリを切り替えたり固定プリセットに頼ったりせず、低音を抑える、声を前に出す、高音を和らげるといった調整ができる点は大きな前進です。

出典
Apple Developer — AirPodsベータ版ファームウェア
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