更新矢印のあるセキュリティシールドの中にiPhoneのシルエットを描いたオリジナル編集イラスト

iOS 27の前に、iOS 26.6を先に更新したい理由

7月27日に公開されたiOS 26.6とiPadOS 26.6は、iPhoneミラーリング中の物理アクセスに関わる問題を含む多数のセキュリティ問題を修正した。

2026年7月27日OneMoreThing編集部4分製品

Appleは7月27日、iOS 26.6とiPadOS 26.6を公開した。iOS 27のパブリックベータに注目が集まる時期だが、今回の更新は新機能を前面に出したものではない。Appleのセキュリティ情報には、アクセシビリティ、Accounts Framework、CoreAudio、カーネル、Safari、WebKitなどに関する修正が並んでいる。

Appleは見出しで単一の修正件数を示していないものの、項目は数十件に及ぶ。その一つはiPhone 11以降が対象で、物理的に端末へアクセスできる攻撃者が、iPhoneミラーリング中に機密データへ到達できる可能性があった。Appleは状態管理を改善して対処したとしている。悪意あるコンテンツ、権限昇格、メモリ処理に関する問題も修正された。

iOS 27を試しているユーザーにとっても、安定版の更新は別に重要だ。ベータ版は異なるリスクを伴い、普段使いのiPhoneやiPadを保護する代わりにはならない。更新前にバックアップを作成し、「設定」>「一般」>「ソフトウェアアップデート」からインストールしたい。

iOS 27の方が目立つ一方、当面のセキュリティ上の隙間を埋めるのはiOS 26.6だ。ベータテスト専用の端末でない限り、次の大きなOSを試す前に安定版を適用するのが合理的である。

出典
Apple Support — Security content of iOS 26.6 and iPadOS 26.6
Apple Support — Apple security releases
9to5Mac — iOS 26.6 fixes over 75 security issues