Goldman Sachsが発行したApple Cardと元のパッケージ

Unsplash — contextual photograph of an Apple Card issued by Goldman Sachs

Apple Cardは7周年、新機能を追加しつつ発行銀行を変更へ

Apple CardはBooking.com特典、iOS 27の定期支払い追跡、Savingsのウェブアクセスを追加した。一方、Goldman SachsからChaseへの移行を控えている。米国限定のカードだ。

2026年8月30日4分金融

最近加わった特典

Apple Card利用者は、対象の宿泊またはレンタカーを一度利用するとBooking.comのGenius Level 2に進める。条件を満たす予約では3%のDaily Cashも得られる。特典の提供元はAppleではなくBooking.comだ。Hertzのロードサービスや追加運転者などの特典も続く。基本の3%、2%、1%という還元構造も変わらない。

iOS 27の実用的な機能

Walletの「定期支払い」ハブは、今後の請求日と金額を一覧にし、月間カレンダーでも表示する。新しい発想ではないが、取引履歴の隣にあるため別サービスからデータを取り込む必要がない。iOS 27ベータに含まれ、正式版での提供が見込まれる。

Savingsをブラウザで

Apple Cardの管理は長くiPhone中心だった。2020年にカード管理がウェブへ広がり、2026年5月にはSavingsへのウェブアクセスも加わった。銀行サイト全体ほどではないが、残高と送金がWalletだけに縛られなくなった。

銀行の交代

1月7日、AppleとJPMorgan Chaseは、Goldman Sachsに代わりChaseが新しい発行会社になると発表した。移行は約24か月の見込みで、決済ネットワークはMastercardのまま。移行中も通常利用できるとAppleは説明している。Daily Cash、Savings、分割払い、契約の最終条件はまだ示されていない。

Goldman Sachsが離れる理由

2024年10月、CFPBは紛争処理と無利息分割払いの説明をめぐり、Goldmanに消費者への1980万ドルの返金と4500万ドルの民事制裁金、Appleに2500万ドルの制裁金を命じた。Goldmanの財務説明はChase取引を消費者信用からの撤退として扱っており、カード自体の終了を意味するものではない。

今すべきこと

Apple Cardは米国限定で、既存口座は当面続く。Walletや郵便の通知を確認し、現在のAPRと分割払い条件を記録して将来のChase契約と比較するとよい。背後の金融機関が変わっても、画面の簡潔さを保てるかが次の試金石だ。

機能追加の意味

これらの追加は、カードを単なる決済手段から日常の管理画面へ近づける。Booking.comの特典は利用先を増やし、定期支払いの一覧は支出の予定を見せる。一方で、特典の条件は加盟店や決済方法に依存するため、還元率だけで得を判断するのは危険だ。

移行までに確認すること

Chaseへの移行では、見た目が同じでも契約上の相手が変わる。金利や分割払い、Savingsの提供主体、Daily Cashの扱いが文書で示されるまでは、現在の条件と将来の条件を混同してはいけない。米国外の読者にとっては、米国限定という制約も記事の中心である。

出典
9to5Mac — Apple Card keeps getting better
Apple — Chase to become new issuer of Apple Card
Apple Card Benefits
Goldman Sachs — transition agreement
CFPB — Goldman Sachs enforcement action