
Unsplash — contextual photograph; the pictured product is not the unannounced variant discussed
米国成人の4人に3人は折りたたみiPhoneに関心なし 希望価格は平均781ドル
CNETが米国成人2605人を調査したところ、Appleの折りたたみ端末に関心を示したのは25%。支払ってもよい平均額は781ドルで、噂される2000ドル超を大きく下回った。
調査が測ったもの
CNETがYouGovに依頼したオンライン調査は、8月13日から17日に米国の成人2605人を対象に行われた。Appleの折りたたみ端末の購入に関心がないと答えた人は75%だった。関心がない割合は世代を問わず高く、ベビーブーマー83%、X世代77%、Z世代69%、ミレニアル世代68%だった。
Appleは折りたたみiPhoneを発表しておらず、名前も価格も決めていない。報道で「iPhone Ultra」や「iPhone Fold」と呼ばれる端末は、あくまで噂の対象だ。2000ドルを超えるという価格もAppleの発表ではない。
781ドルという数字
未発表製品への関心は、実際の購買行動を直接予測しない。一方、支払ってもよい金額は、回答者が製品をどの程度の価値と見ているかを考える材料になる。平均は781ドルで、標準モデルのiPhone 17の開始価格799ドルを18ドル下回った。世代別ではZ世代919ドル、ミレニアル859ドル、X世代690ドル、ベビーブーマー572ドルだった。
噂の価格が2000ドル以上なら、最も積極的な層でも大きな差を感じる。これは製品の失敗を意味しない。高価な初代機は、販売数量よりも技術の象徴、平均販売価格、エコシステムへの入口として設計されることがある。ただし、調査を売上予測に変えることはできない。
価格不安の方が広い
同じ調査で、41%の成人が価格上昇を予想して買い替え計画を見直している。下取りや通信会社のキャンペーンが条件になる人は9%、古い機種や安い機種を選ぶ人は5%、中古や整備済みを検討する人とブランド変更を考える人はそれぞれ4%だった。22%は当面買い替える予定がない。
Appleは6月、メモリ不足を背景に多くの製品の価格を引き上げた。iPhoneなどはその時点で据え置かれたが、将来の価格は未確定だ。調査結果は、折りたたみ端末への興味だけでなく、価格が買い替え判断を左右する環境を示している。
発表で見るべき点
Appleは秋のイベントの日付を確認していない。もし折りたたみ端末が紹介されるなら、ステージ上での位置、分割払いの見せ方、下取り条件が、調査より実際の販売戦略をよく示す。これは記事の分析であり、Appleの計画を確認する情報ではない。
購入を考える読者は、発表まで「iPhone Ultra」という名前や2000ドル超の価格を確定情報として扱わない方がよい。正式発表、実機レビュー、地域別価格が揃って初めて、781ドルという回答と現実の差を判断できる。